普段から超お世話になっている、中辺路のお花屋さん「大成花樹」さまに伺い、現在爆裂実践中の「榊」の自家栽培を見学させていただきました。

代表が現在実践しておられるのは、種(たね)から榊を育成するという事業です。


榊は非常に栽培が難しく、育てるとなると、陽当りや苗同士の間隔、また、病気や害虫対策等、いろいろな配慮が必要になります。

普段、野生の榊を収穫されている代表が、この事業に取り組み始めたのには2つの理由があります。

1つは、野生の榊が病気や害虫・鹿などの外敵により減少していることへの危機感からの対策として。

もう1つの理由は、榊という日本特産で美しい葉を持つ花樹を、活きた根のある状態、「苗」で提供したい、との考えに辿り着きます。

全ての物事には限りがありますが、生命が産まれ育つとそれは継続にも繋がります。これまで自然の恩恵を受けてこられた代表が、その点に着目し、産まれた生命を今度は自然にお返しをしたい、との想いの元に、ご自身の手で農園の整備をスタートされました。

今回の突撃訪問は私自身いろいろな学びが有りました。何よりも代表ご本人がDIYを楽しんでおられる様にも感じ、本来仕事とはこうあるべき、とも思った次第です。

いつも美しい榊が供えられています。
『僕が中心にいるわけじゃなくて、中心にいるのは榊なので、榊にとってどっちが良いかですよね。
自分の命と榊を天秤にかけたら、榊の方が上なんですよ。』
とは 代表の木下敦雄さん。
まさに良い意味での変態榊紳士です。




帰り際に、代表から採りたての梅を一本いただきました。早速、殺風景な自宅の玄関に飾りましたが、この一本で格段に華やぎました。とりあえず間に合わせで500mlペットボトルに活けてますが、こうなったら剣山でも買おうかなーと迷っています笑。
大成花樹様のプレミア和歌山商品はこちらhttps://premier-wakayama.jp/producers/%E5%A4%A7%E6%88%90%E8%8A%B1%E6%A8%B9/
コメント